塗るつけまつげとはなにか。従来品のマスカラとの差

塗るつけまつげと聞くと、塗るという動詞に思考を吸引されてマスカラを想像してしまうかたもおられよう。従来のマスカラはまつげを濃く見せる化粧品なので正確にはつけまつげには属さない。では、塗るつけまつげとはなにか。メーカーの言をそのまま採用すればマスカラ式のつけまつげ、となる。どういうことか。塗るつけまつげには2種類のセンイが配合されている。塗るつけまつげをまつげに塗るとこの2種類のセンイがまつげの先端で連なる。センイの長さぶん、まつげにゲタをはかせることができるわけだ(実際にはフィルムによるコーティングの分もゲタにプラスされる)。従来のマスカラでも多少はまつげが長く見えていたが、先端部分はダマになりやすくスマートなまつげとはいいがたかった。まつげとまつげがくっついてしまうということもあった。塗るつけまつげでは液体がフィルム状に変化してまつげをコーティングするためダマになりにくくなっている。従来品の弱点をカバーしているのだ。塗るつけまつげは2007年から急激に売り上げがのびているアイテム。使ったことがないのならぜひ試してみていただきたい。

塗るつけまつげはフィルム状に変化するのでダマになりにくい

塗るつけまつげとと従来のマスカラとの違いでは、まつげがより長く見えるという点に着目してしまいがちだ。だが、塗るつけまつげがその力を発揮するのはまつげの長さに対してだけではない。従来品のマスカラを使った経験があるなら、どなたでもダマに悩まされていたはずだ。マスカラについて乱暴に説明するとクリームの中に黒粉を混ぜている化粧品ということになる。粉であるので固まりやすくなりダマになってしまうのだ。まつげとまつげをくっつけてしまう作用もある。まつげが長く見える効果もあるが先端にダマができやすいためシュッと伸びたまつげにはなりにくかった。塗るつけまつげではその欠点をカバーしている。塗るつけまつげは黒粉をふくんだクリームではなく、センイを内包したフィルムとなっているのだ。液体が乾いてフィルム状になるためダマになりにくく、先端の尖った見栄えのするまつげになりやすい。フィルム状になってまつげについているため、粉のように落ちて目のまわりを汚すこともない。いいことづくめである。

塗るつけまつげはつけ方、落とし方もカンタン便利

塗るつけまつげは通常のつけまつげよりも手軽にまつげを綺麗に演出してくれ、またマスカラとくらべても長所が多い。長所のひとつには落とし方もふくまれるだろう。通常のマスカラはリムーバーをひたした綿で何度もこすらないと落ちなかった。落ちたと見えても化粧汚れが残っている場合も多い。なにより手間がかかるのが憎かった。マスカラを落ちにくくしていることが逆に仇となっているのだ。塗るつけまつげではどうか。塗るつけまつげはお湯をふくませてからなでるだけで取れてしまう。塗るつけまつげは乾くとフィルム状に変化する。そのため、本来のまつげのうえにおおいかぶさるようになっているのである。まつげの形を保持したままするりと抜ける。つけまつげという名称もここからきているのだろう。フィルム状になっていることは他にも利点がある。従来のマスカラでは時間経過によって落ちてしまいパンダになることもあったが、塗るつけまつげではその点も回避されているのだ。塗るつけまつげには死角がないのかと驚かされるばかりである。

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