じんましんの原因はアレルギーだけではありません

じんましんとストレスにはおおきな関係があります。長い期間、じんましんはアレルギーが原因でおこると考えられていました。それは間違いではなく、アレルギーによってじんましんはおきます。ですが、最新の研究ではストレスでもじんましんが発症することがわかったのです。急性じんましんはアレルギーによるケースが多いのですが、慢性じんましんの多くはストレスが原因だということです。特にアレルギーがあるわけでもないのにじんましんができるかたはストレスを疑ってみたほうがいいかもしれませんよ。アレルギー体質ではないかたでじんましんがでるかたは「自分にはストレスなんてない。自分のじんましんとストレスは関係してない」といいがちです。現代日本に住んでいてストレスがまったくないということはありえません。「ストレスがない」といい切ることはできないのです。慢性じんましんで悩んでいるかたは、いま一度自分のストレスについて考えなおしてみてもいいかもしれません。ストレスがまったくない状態にするのは無理ですが軽減することは可能ですから(注・ご自身の健康に関しては専門の医療機関に相談してください)。

じんましんとストレスの密な関係 陰性感情による肥満細胞への刺激

じんましんとストレスには密接な関係があります。急性じんましんの原因はアレルギーであることが多いのですが慢性じんましんの原因はストレスであるケースが多いのです。人間はストレスを受けると陰性感情があらわれやすくなります。たとえば財布を落としたとしたらどうでしょうか。落としたことに気づかなかった後悔。早く見つけないと拾われてしまうという焦燥。もう拾われているかもしれないという不安。そういった陰性感情があらわれます。ストレスによって陰性感情があらわれると脳の視床下部から信号を発信されます。信号は体中に網の目のように張り巡らされた神経を介して皮膚にまで到達します。皮膚には肥満細胞という細胞があり、視床下部から発せられた信号はこの肥満細胞を刺激することになります。刺激をうけた肥満細胞からはヒスタミンという物質が分泌されます。このヒスタミンがじんましんの直接の原因となります。ちなみに肥満細胞というのは痩せているかたの皮膚にもありますよ。肥満細胞という語感から肥満にしかない細胞と思わないようにしてくださいね(注・ご自身の健康に関しては専門の医療機関に相談してください)。

じんましんとストレス 薬剤で症状をおさえているあいだにストレス解消

じんましんとストレスに関してお話します。後悔や焦燥、不安等を感じると視床下部から信号が発信され肥満細胞が刺激されます。刺激された肥満細胞はヒスタミンを分泌。これがストレスによるじんましんのメカニズムです。じんましんがでたからといってもんだり温めたりすると肥満細胞が活性化。ヒスタミンが分泌される量も増えてしまいますから気をつけてください。ストレスによるじんましんの治療はストレスを解消することです。ストレスにより不満や不安、激しい怒りといった陰性感情が発露しますのでストレスを感じないことが一番よい治療になるんですね。ですが、なかなか難しいことです。そこで薬剤によって症状を抑える方法がとられます。抗ヒスタミン剤がこれにあたります。抗ヒスタミン剤でじんましんを抑えているあいだにストレスを解消する、ということです。副作用も眠くなるという程度ですからおおきな問題はないでしょう。薬を飲んだあとに運転しないようにだけ気をつけてください(注・ご自身の健康に関しては専門の医療機関に相談してください)。

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