リウマチ

リウマチとは、慢性関節リウマチを指すことが多いのですが、これは主に関節が痛んで腫れるという症状が現れます。しかしリウマチは全身の病気で、たとえば肺に間質性肺炎というのも起きますし血管炎も起こります。血液を検査してみると 全身の炎症反応だということがわかります。一番症状が現れるのが関節ですが、その原因はよくわかっていません。関節を滑らかにする滑液を作るのが滑膜で、滑膜は本来非常に薄い膜です。しかしリウマチではこの滑膜が異常に増え関節の中の軟骨、そしてさらに骨が破壊されてしまうというのが主な症状です。リウマチに罹患 している方は全国で60万人くらいいると推定されています。朝起きたときに手がこわばるということから始まることが多く、関節がはれたり痛んだりして次第に複数の関節に症状が出ます。特に右と左の関節に対称性に現れます。ある一部の関節だけの病気ではなく全身の炎症が関節に現れたと考えれば右と左に対称性に現れるということは理解しやすいかと思います。

リウマチの初期症状

リウマチは、ストレスや過労、ウィルス感染などから発症するといわれており、実際にストレスと過労が続いた後にリウマチを発症したという人もいらっしゃいます。リウマチの初期症状には、体が疲れやすく、関節の炎症が強い状態にあります。この炎症が強い時期に無理をしない事が大切で、関節の炎症が強いですので、一ヶ月以上、安静にしていれば、炎症がおさまってくる事があります。しかし、発病はさまざまで、多くの方は一箇所の関節の痛みを感じますが、突然、発熱を伴い関節の殆どが腫れたりする方も少なくはありません。リウマチ症状は、初期には首筋や肩、背中に凝りがあり、足が重く感じられ便秘が続いたりします。また、手の症状には朝起きた時に、こわばったり、痺れ、手首などにチクッと痛みが走ったり、浮腫んだりします。中期には手指などの小関節から手首、足首などの大関節へと違和感を感じ、炎症を起こしている関節は必ずといってよいくらい、他の関節へと移動していきます。日常生活では、洋服のボタンがかけにくくなったり、正座が困難になったり、体全体への違和感を感じるようになります。

リウマチの症状と特徴

リウマチの一番の症状は、関節の痛みと腫脹です。この痛みと腫脹は関節の炎症が原因で起こりますが、炎症が起こるという事は、体の傷ついた組織を修復しようとする自己免疫機能の反応でもあるのです。本来、人間の体には自己免疫機能がありますが、慢性関節リウマチの場合、この免疫機能の主とした免疫細胞が何かの原因で壊れ、逆に自分の体を攻撃してしまい、その結果、関節などに炎症を起こしているのではないかと考えられています。このような状態で、発生する酵素や物質などが原因で炎症を起こし、骨や軟骨が壊れてしまいます。また、T細胞やB細胞が攻撃に加わってしまうと炎症がどんどん酷くなり、リウマチになってしまい、関節が変形するなどの症状が出始めます。リウマチで関節の炎症が長期間続くと、関節組織や軟骨が破壊されて、筋肉が硬くなったり、腱が裂けたりしてリウマチ特有の変形が手足に起こってきます。これらの症状は、日常生活に支障をきたすだけでなく筋力の低下も招いてしまいます。

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